手術でわきがは治る?

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手術でワキガは改善する?

ワキガの原因はワキのアポクリン腺から出る汗。含まれている脂質やタンパク質、糖質、アンモニアがニオイのもとになってしまうのです。

その原因のアポクリン腺を取り除いてニオイの原因を断つのがワキガ手術なんです。

原因を取り除くのでその効果はかなり確実。

ただ取り除くといってもどんな方法でどうするの?痛いの?入院するの?費用は?保険は?失敗することもあるの?いろんな不安や疑問でいっぱいだと思います。

体を切る手術はリスクもありますし、メリットもデメリットもいろいろ知っておきたいことがたくさんあります。

くわしくワキガ手術について触れていきましょう。

ワキガ手術はどれくらいの大手術?

ワキガ手術は入院しなくてもできる場合がほとんどで、局所麻酔で痛みを感じないようにして行います。

体を切る方法でも比較的出血の少ない手術でなので「大手術」といったイメージではありません。

ただ体を切る場合は術後しばらくワキを固定しなくてはならなかったり、ガーゼの交換や経過観察のために通院する必要があるので、できれば通える範囲の病院を探したいですね。

固定している間は動きも制限されますので、もしも手術を受ける場合は仕事や子育てなどを何日も休むスケジュール調整をしなくてはいけません。

手術を乗り越えるのも大変ですが、このスケジュール調整が大変なひともいるのではないでしょうか?

どのくらいの日数が必要かは、お医者さんと相談して計画を立てる必要があります。

場合によっては保険が適応になる場合もあります。保険適応の病院でも治療方法やお医者さんの診察の結果で保険が適応されるかどうか変わります。

事前に保険適応の病院を探してお医者さんと相談することでお金の心配が軽くなるかもしれません。ここでの目安の費用は保険が適応されていない場合と考えてください。

こんなにある、ワキガ手術の方法

ひとくちにワキガ手術といっても、いろんな方法があります。

方法によって体が受けるダメージや、ワキガ改善の効果が違ってくるんです。

目で見て取り除く「剪除法」

ワキの下を切り開いて皮膚をひっくり返し、アポクリン腺をお医者さんが目で見ながら取り除いていく手術を剪除法(せんじょうほう)といいます。費用は目安として30〜50万ほど。

目で見ながらなので取り除ける確率が高く効果的と言われていますが、傷跡が大きく残りやすいデメリットがあります。また皮膚の裏側を取り除くので、皮膚と皮下脂肪がくっつくまで慎重にワキを固定して安静にしなくてはいけません。

安静が必要な時期に動いてしまった場合、血液が切った場所に留まってしまう「血腫」という症状を起こす場合もあります。

皮膚が腫れて膨らみ、悪くするとそこから傷口が腐ってしまうことも。

また切る手術全般ですが傷口から感染症になってしまうことも。手術後はとにかく注意が必要です。お医者さんの指示にはしっかり従うことが大切です。

吸い出す「皮下組織吸引法・超音波吸引法」

アポクリン腺などを取り除くときに目視しない手術方法をまとめて非直視下手術法といいますが、いくつか種類があるんです。費用は目安で15万〜30万ほど。

美容整形の脂肪吸引と同じ技術でワキの下に穴をあけ、脂肪ごとアポクリン腺・エクリン腺・皮脂腺を一緒に吸い出す皮下組織吸引法や、それをさらに進化させた超音波でアポクリン腺などを破壊して吸引する「超音波吸引法」というより効果の高い方法もあります。

傷が1センチほどの穴で済むことがメリットですが、目で見えない状態で吸い出すので剪除法よりも取り残しが多いというデメリットもあります。また、皮膚の下の脂肪を吸引するのでやはり皮膚と皮下脂肪がくっつくまでの間固定が必要です。

取り残しが多かった場合もう一度手術を受けなくてはいけませんが、一度手術してしまうと手術がしにくいワキの状態になるという説もあり、費用もさらにかかってしまいます。

本当に重度のワキガに悩むひとはより確実な剪除法を選んだほうがいいのだそう。

削り取る「シェービング法」

刃とローラーがついた専用の器具を使いアポクリン腺を削り取っていくシェービング法は、ワキにあけた穴から皮膚の下に刃がついた器具の先を差し込み、ローラーで皮膚を押さえながら刃でアポクリン腺などを削り取っていく方法です。費用は20〜40万ほど。

やはり、傷が小さな穴で済むことと、高い効果が期待できることがメリットですが、とても高い技術が要求される難しい手術とされています。お医者さんの手術の実績や評判をよく確認して納得の上で手術を受けることが大切です。

この方法でも皮膚の裏側を削り取るので、皮膚と皮下脂肪がくっつくまで固定と安静が必要です。

体を切らない方法「電気凝固法」

体を切らないので手術ではありませんが、病院で行うワキガの治療法です。

ワキの毛穴に電気針を刺し、そこに電流を流してアポクリン腺と皮脂腺を破壊します。価格は必要回数などによって差があるようです。

傷にならず、一緒に脱毛もできてしまうのがメリットです。ワキのムダ毛は湿気がこもり雑菌が増えてニオイの原因になるので、脱毛はニオイを抑えるには効果的なんです。

ただ、アポクリン腺と皮脂腺は破壊しますがエクリン腺は破壊できないため、他の手術に比べて汗を抑える効果はなく、アポクリン腺も残りやすいのでワキガ治療としては症状の軽いひと向けの治療法です。

固定の期間

皮膚や脂肪の一部をアポクリン汗腺と一緒に取り除くタイプの手術は皮膚と脂肪が再びくっつくまで固定して安静にしなくてはいけません。

患部にガーゼをあてて、「たすきがけ」のように包帯で固定する方法が一般的です。固定する日数はお医者さんの指示に従いましょう。

両ワキを同時に手術するとほぼ両手が使えなくなりますので、日常生活を誰かに助けてもらったほうが安全ですね。

片方ずつワキを手術する場合はもう片手が使えますが、もう一度反対側を手術するとき固定しなくてはいけません。

自分のスケジュールと、生活を助けてくれるひとがいるかよく確認して計画を立てる必要があります。

患部を濡らさなければお風呂も大丈夫な場合もあるので、お医者さんと固定の期間の過ごし方をよく確認しましょう。

知識をもった上で判断を

ワキガの手術方法に触れましたが、どうでしたでしょうか。

手術を受けられる時間やお金、手術後の生活の大変さを考えると簡単に踏み出せる決断とは言えないかもしれませんね。

まず、ワキガかな?と悩んでるひとは手術を決断する前に、デオドラントやサプリメントなど対策を尽くしてみるのもいいかもしれません。

いろんな対策方法をこちらにまとめてあります → いまおすすめする効果的なワキガ対策

ワキガにはいろんな対策方法がありますので、知識をもったうえで自分が納得のいく選択肢を選びましょう。


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